メンタルの不安定さと仲が悪い母親との関係性と親孝行について

俺は小さい頃からずーっと、どうも自分に自信が持てないメンタル不安定な男だったんですよ。

こうなってしまったのは、いろいろ原因があると思うんだけど、母親とものすごい仲が悪かったってのがあると思うんだな。

やっぱり母親との関係って、特に男の子の場合それがそのまま世界との関係性になるってことがあるだろ?以前に読んだサイトで心理カウンセラーの人が「4歳くらいまでの母親との関係性が、その人の人間関係の基礎、土台になる」という話をしていた。

 

nemotohiroyuki.jp

  

言われてみるとうなずける……実際ザコン野郎にはどうも自分に自信を持ちまくっているやつが多い。こで顧りみると、俺の母親は怒鳴るは蹴るは叩くはで、今の時代だったら虐待になりかねないくらいの人だったわけ(笑)

それで、俺はどうしても他人の顔色を伺うようになってしまったんだ。誰だって殴られたり蹴られたりするのは嫌だからね。おかげで、人間関係の基礎がうまく作れなくて、メンタルが不安定になってしまったのかも知れない。

 

とは言え、俺ももう大人だからいつまでも母親のせいにはしてられない。他人は変えられない、変えられるのは自分だけ。だから、アレはアレでおかしな人間だったというだけで、自分は自分でしっかり自信を持って生きていけるよう、精神的なことを勉強した。

f:id:myoujin7:20181119074805j:plain

自分を愛すること、自分を許すこと、自分を受け入れること。そういうことができると、他人にも同じことができるようになってくる。

それに悪いことばかりじゃないんだ。俺は女の顔色を伺うのが得意になったせいで、けっこうモテるのだ(笑)これは母親と仲が悪かったのがかえって良い方にころんだんだと思っている。母が厳しかったぶんマナーとかがビシッと身についていることもある。

 

いや、過去形ではなく今でも母親との仲は悪い。「一人だけ人を殴っても逮捕されない権」みたいのがあったら、俺は迷わず母親を選んでボコボコにしたいくらいには仲が悪い(笑)想像するだけで気持ちがいいな!!

まあ、そういう嫌いな人間は誰にでもいる。上司を殴りたい人、隣のおばさんを殴りたい人、いるだろう、それが俺にとってはたまたま上司でも隣のおばさんでもなく母親だったってだけで、何も問題はない。最近はもう会うこともほとんど無いし、距離は遠い。


ちなみに親父は早死したけど、そのせいか妙に親父のことは好きだ。まあ、母が厳しいぶん父は優しいおとなしい人で、バランスがとれていたんだと思う。

きっと母親も死んだらそれなりに好きになれると思う。最近ちょっと思うんだけど「親孝行したいときには親はなし」というのは、親が死にでもしない限り親孝行なんてする気にならないという人が多いからこんな言葉が生まれたんじゃないだろうか。