スパロボw(スーパーロボット大戦W)のシナリオが面白すぎて何度も何度も遊んじゃう

スーパーロボット大戦Wの再プレイを始めてしまった。これで何度目だろう?

 

シナリオもすべてわかっているのに、何度も何度も遊んでしまうゲームというのがあるけど、俺にとってスパロボWはそのひとつ。

とにかくシナリオが良すぎる。スパロボで一番、というより、俺が遊んだことのあるすべてのゲーム中でもベスト5に入る素晴らしいシナリオです。

まだ5話目だけども、もうワクワクが止まらない。なんでこんなに楽しいんだろう。興奮するんだろう。

 

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父親との関係性も実に気持ちよく見ていられる。

 

また、スパロボwはスパロボシリーズの中でも特に「戦う男」のカッコよさがクローズアップされている作品だと思う。「戦士」の物語になっている。

戦うことに迷う男、戦う以外に道が無い男、けしてあきらめず戦い続ける男、そういう戦う男の生き様を強く感じられるのがいい。

どんな状況になっても戦うことしか出来ないDボゥイ、けしてくじけずに勇気を持って戦い続ける獅子王凱、戦いつづけてきた自分にはじめて疑問を持つ相良宗介、戦いが嫌いだったのに復讐者になったテンカワ・アキト……

 

それでいて、アーディガンファミリーやホシノ・ルリちゃんらナデシコメンバーなどもいるから、ぜんぜん男臭くは無いのもステキだ。 

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また、参戦作品が少なめなこともあって、シナリオ上のクロスオーバーはもちろん、作品を越えて仲良くなるキャラがとても多いのもWの特徴だと思う。「いろんな作品の寄せ集め」じゃなくて、しっかり「ひとつの作品」になっている。

シナリオ一話一話の厚みがあって、複数の作品のストーリーが並行して進む。それでいてテンポはものすごく良い。だからサクサク読めて、毎回毎回盛り上がる。

 

参戦作品には90年代のものが多いし、90年代の少年漫画のような熱さ、楽しさ、元気さがこのゲームにはあるんだ。それが俺にはたまらなく愛おしく映るんだ。

また、父と子の関係性だとか、戦う男を強く前面に出した世界観をもつ創作物ってのが、今はもうあまり無い。アニメやゲーム、映画、ドラマなどでも無い。それもあるんだろう。