TMN35周年 小室哲哉さんはすべての音、サウンドに生命を吹き込むことのできる天才
昨日はTMN(TMNETWORK)の35周年記念だったらしいですね~。最近、ちょうど久々にTMNにハマっていたのですが、もうそんな昔のバンドなんだなあ。
自分はリアルタイム世代ではなく、小室ファミリー全盛期に子供だったんですけど、中学生のころの親友がTMNファンでよく聴いたもんですよ。
小室哲哉っていう人は、小室ファミリーで社会現象レベルで爆発的な大ヒットを飛ばし(実際、社会科の資料集なんかにも出てきていた)そのあとアレでアレしたりアレがアレだったり色々トラブルがあったりで……
単なる「一過性の流行」「一時代のムーヴメント」みたいに捉えられることが多いように思います。
音に生命を吹き込む天才
が、やはり日本でも最高レベルの実力を持った作曲家&アレンジャーだと思うんですよ。
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水が流れて染み込むように、最高に気持ちよくたたみかけてくれるメロディーセンスもずば抜けてますが、なんと言ってもアレンジの音選びのセンスは日本一だと思う。
もう小室さんの曲ってのは、すべての音がしっかり生きている。すべての音が感情をもっている。一音一音がキラキラと命の息吹を吹き込まれているようなサウンドなんですよ。
で、この「音が生命を持っている感」が一番強いのがTMN、特に初期のTM NETWORK時代の曲なんですよね。
もちろん、スマートでサウンドとしっかり融合している宇都宮隆さんのボーカル、名曲ぞろいの木根さんのバラードも素晴らしいですが。やっぱりTMNは小室哲哉さんの「サウンドに生命力を吹き込む」天才っぷりをイチバン味わえるというのが魅力だと思います。
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一般的には「Get Wild」がダントツの知名度で(ZARDの「負けないで」や米米CLUBの「君がいるだけで」みたいなもんだ)
ガンダム逆襲のシャア主題歌「BEYOND THE TIME」や「SEVEN DAYS WAR」「Still LOVE HER」あたりが有名ですかね。
ただ実力派ミュージシャンはみんなそうですけど、TMNもシングル曲よりアルバム曲のほうがだんぜんいい曲が多いんですよ。
もしAmazonプライム会員だったら、初期のアルバムはすべて聴けるのでぜひ聴いてみてほしいっすわ。「Self Control」「Human System」「Carol」あたりが評判良くて聴きやすいですね。一枚選ぶならやっぱり「Self Control」です。